なんでもかんでもリベンジって使っちゃう世の中
特にスポーツニュースなんかをみていると耳にする機会が多い。
「今回は銅メダルだったけど、次の大会では必ずリベンジして金メダルを獲ります!」
といった感じのことをごく普通に言う日本になっている。
そしてこれを聞くたびにやけに反応してしまうオスが一匹。そう私だ。
始まりを調べてみるとこんな記事があった。
日本でリベンジという語が定着したのは、1999年当時新人だった西武ライオンズの松坂大輔の発言から。
千葉ロッテマリーンズの黒木知宏と投げ合って敗北した際に「リベンジします」と宣言し、その後同じく黒木と投げ合って勝利したことエピソードがある。
このことからリベンジという言葉は1999年の新語・流行語大賞の一つとなり、日本での独特の用法が広まっていった。転載元:ニコニコ大百科
松坂大輔が発端か。
この状況で考えると確かに『リベンジ』という言葉に悔しさとか闘争心とか気持ちがギュッと凝縮されていて心に響く気がする。
ナイス言葉選び!と言いたいけれどやっぱり気になるよ、僕は。
もちろん本来の意味である『復讐』とは別モノで使っているのはわかる。ニュアンスとしてはリトライくらいのライトな感覚なんでしょう。
でもですよ。公共の電波で『復讐』って言葉がごく普通に飛び交ってるって世紀末感があるよね。リベンジマッチって聞くと死人がでないか気になっちゃうし。
これからはリトライに置き換えて使おうよ。こっちの方が100倍くらい健全で爽やかだよ。