なんでもかんでもリベンジって使っちゃう世の中
特にスポーツニュースなんかをみていると耳にする機会が多い。
「今回は銅メダルだったけど、次の大会では必ずリベンジして金メダルを獲ります!」
といった感じのことをごく普通に言う日本になっている。
そしてこれを聞くたびにやけに反応してしまうオスが一匹。そう私だ。
始まりを調べてみるとこんな記事があった。
日本でリベンジという語が定着したのは、1999年当時新人だった西武ライオンズの松坂大輔の発言から。
千葉ロッテマリーンズの黒木知宏と投げ合って敗北した際に「リベンジします」と宣言し、その後同じく黒木と投げ合って勝利したことエピソードがある。
このことからリベンジという言葉は1999年の新語・流行語大賞の一つとなり、日本での独特の用法が広まっていった。転載元:ニコニコ大百科
松坂大輔が発端か。
この状況で考えると確かに『リベンジ』という言葉に悔しさとか闘争心とか気持ちがギュッと凝縮されていて心に響く気がする。
ナイス言葉選び!と言いたいけれどやっぱり気になるよ、僕は。
もちろん本来の意味である『復讐』とは別モノで使っているのはわかる。ニュアンスとしてはリトライくらいのライトな感覚なんでしょう。
でもですよ。公共の電波で『復讐』って言葉がごく普通に飛び交ってるって世紀末感があるよね。リベンジマッチって聞くと死人がでないか気になっちゃうし。
これからはリトライに置き換えて使おうよ。こっちの方が100倍くらい健全で爽やかだよ。
思っているよりも人の目を気にするタイプだった。
ブログを書きたい気持ちはあるけれど「実のあることを書こう」と書く前からめちゃくちゃハードルあげるものだから、実行せずにやめていた。書くのはすごく好きなんだけども。
実際にブログ書けなかったなーと悔しい気持ちになったときはノートに書きなぐって気持ちをぶつけている。では、なんで紙には書けるのにブログは書けないのだろうか?
そこには「人の目があるかないか」の大きな違いがあることに気付いた。
ノートに書いているものは基本的に誰にもみられない。面白いことを頑張って書く必要もない。歯に衣を着せずに書くのは楽しい。それに評価されないからすげー気が楽だ。
一方ブログは他人の目に触れる可能性が大いにある。
そうなるとどうしても力んでしまう。つまらなwって思われたくないからだ。そして書けなくなる。
ここまで書いて悟ったのだが思っていたよりも自分はめちゃくちゃ人目を気にするタイプだった。ブログ以外でも思い当たることはいくつもある。言葉遣いとか立ち振る舞いとか本当に色々。
だからとにかく内容がなくてもまずは書くことをやめないことにした。文章が下手でも気にせず綴ることにした。そもそも書かないとうまくはならないし、スムーズに気持ちを表現できるようにもならない。
気にするあまり好きなことができない、うまくならないって勿体無いことだ。
今が辛くても、大概のことはどうにかなる。だから進め。
金平を作るためにレンコンをいちょう切りにしていた。
トントンとリズムよく切っていたが、途中で手を止めた。思い出すことのなかった、6年前の辛かった時期の記憶が顔を出したせいだ。
知人と数年ぶりにバッタリ再会!みたいな感じだった。嬉しくない方の再会だけど。
この上なく嫌いな顔だ。嫌悪感しかなかったから思い出すこともしなかった。
だが6年も経てば印象は変わる。
久しぶりに見たその顔に嫌悪感を抱かなかった自分がいた。びっくりした。
随分かかったけれど、ようやく消化できたみたいだ。
経験して良かった!とはお世辞でも言えない時間だった。痛くない死に方調べたりしてたからwでも、あの時期があったからこそ思うことがある。
『今が辛くても、大概のことはどうにかなる。だから進め。』
辛さのレベルはあれど誰にだってアンラッキーな時期はあると思う。
渦中の時は視線が足元(現在)に集中しがちだ。その状態でみえるのはどこをどう切り取っても 辛いこと 以外ない。だから更に辛くなる。負のスパイラルデビューだ。
でもそれはいつまでも続きはしない。
ちょっとふんばって視線をあげるだけでいい。
そして進み続ければ、生き続けさえすれば、いつか抜けることができる。
今くらいの時期だと就活だとか受験がうまくいかなくて超絶死にたい人が多いと思う。
落ちまくって過去最高レベルに自己嫌悪している人もいるかもしれない。
今は信じられないかもしれないけれど、絶対にうまくいく時期が巡ってくるから頑張ってほしいな!って思う。
収集がつかなくなってきたし、終いには就活生へのエールになってきてよくわからないからこの辺でw
そのうちか明日かわからんが、6年前の超死にたかった時の経験も投稿しようかな。
さよなら!
抜け毛も眼精疲労も改善!ヘッドスパが最高すぎた!!
秋は抜け毛の季節と言うけれど
2ヶ月前くらいから抜け毛が凄かった。
2〜3日で排水溝が髪で黒くなるくらい抜けていた。
あまり気にしないタイプだが、さすがに抜けすぎかなと思い対策を探してみた。
そしてみつけたのがヘッドスパである。
どんな効果があるかと言うと
- 抜け毛予防、育毛促進
- 眼精疲労、肩こり解消
- 髪質改善
- リラクゼーション、リフレッシュ
- etc,,,,
である。
全部悩んでるやつやん。私のためにあるんじゃないの?ってくらいベストマッチな内容。やらない理由がないと判断してさっそく予約を取っていってみた。
毛穴が瀕死状態だった
ヘッドスパにも色々種類があるそうで、今回選んだのはスカルプヘッドスパ。
まずは頭皮の状態をチェックするそうで、マイクロスコープで自分の頭皮をみた。
毛穴のまわりに少しくぼみがある状態が、健康で理想的な毛穴だそうだ。
自分のはと言うと、、、毛穴が詰まってるわ詰まってるわ。シャンプーカスとか皮脂がごっそりあって、これじゃあ抜けるわな。合点。って感じの状態だった。
逆に言えば、どれくらい効果がでるかがわかりやすい状態。施術後どうなっているのかが楽しみだ。
ヘッドスパ超絶気持ちいい!!
頭皮に少しスースーする液剤をつけてマッサージが始まった。
これがめっちゃ気持ちいいんですよ。しかもすごくいい香りで落ち着く。心地良すぎて意識の75%がどこかにいってた。
美容室に行くと気を使ってなるべく会話するタイプだが、それどころではなかった。
終始睡魔と戦っておりました。気が付いたら施術終了。
気持ちよすぎて、あっという間だった。もっとやっててほしかったw
マイクロスコープで再度頭皮を見てみると、あんなにあった汚れが綺麗さっぱりなくなっている。ていうか、くぼみができている。
目の方もゴロゴロ感がとれてすっごい楽になった。
なんと言うことでしょう!!
抜け毛がすごく減った!
ヘッドスパをして最も効果を実感しているのは、抜け毛が圧倒的に少なくなったということ。
さっき風呂に入った時に排水溝に抜け毛が全然なくてびっくりした。
3日もあれば排水溝が抜け毛でびっしりだったのが嘘のよう。
毛穴の状態をよく保つには、1〜2ヶ月に一度ヘッドスパをするのがいいらしい。
いきますよ。いきますとも。
抜け毛が減って、髪質がよくなって、目も楽になって、リラックスできる。
コスパ良すぎ!
抜け毛が気になる人はもちろん、単純にリフレッシュしたいって人にもすごくオススメ。ヘッドスパはまったよ。
さよなら!
適度な距離がある方が仕事がしやすいタイプです
今日上司と面談があった。
今している仕事は直行直帰で、月に一度の会議の時しか会社の人と顔をあわせることがない。だから、だいたい1ヶ月ぶりくらいに顔を合わせた。
面談の内容は成果のレビューと悩み相談(と上司の愚痴をきくこと)。
コーヒーを啜ってから彼は言った。
「成果に関しては問題ないけれど、仲間とのコミュニケーションをとる努力がほしいね。もっと積極的に話そう!連帯感をもって取り組みたいからよろしく!」
仕事に関してはサラッと済ませて、ずーっと人間関係の話をされた。
うちの会社は仲が良くて、月に一度の会議はまるで同窓会のような雰囲気がある。
会議が終わった後は仲間と食事に行く人も多い。(私はいきませんw)
だからなのか、口数が少なく付き合いの悪い私のようなタイプは異端視される。
でも。でもだ。
仲間との今の距離感が私にはちょうどで、働きやすい距離感なのだ。
今より離れても近付いても居心地悪くなるしストレスになる。
和を乱さない程度のわがままって大切だと思う。
長袖に着替えると夏が終わる
先週から夕方頃には肌寒くなって秋だなーっていう気候になった。
夜に散歩するのが日課なのだが、今日は思いの外寒かったので早めに切り上げた。
北海道ではもう雪降ったぽいからね。
私は暑いのが苦手だから、春夏があまり好きではない。
秋冬早く来い。むしろ、ずっと秋でいてほしいって思っている。
しかしながら、季節が移る節の部分にはいつも切なさと情が詰まっている。
終わらないで欲しいって思ってしまう。
季節が完全に終わったなって感じるのは、服装の変化だ。
少し前まで半袖だったのに今では誰しもが長袖にチェンジしている。
私はというと、まだ半袖で頑張っている。
なんだかんだ言って夏が名残惜しいのだ。
先日奮発して一目惚れしたモッズコートを買った。
今は早くそれに袖を通したい気持ちと夏の名残惜しさに板挟み状態。
名残惜しさがまだ有利みたいだ。
ソラタが住んでいる森にお邪魔してきた話。
目が覚めて横になったまま手を伸ばしてカーテンを開けた。
真っ青な秋晴れの空をみて、今日は森に行こうと決めた。
なんでそう思い立ったのかわからないけれど、本能が森のオーラを欲していたのだろう。それに、こんなに天気がいいのに外に出ないのはもったいない気がした。
目ぼしい場所を探そうと枕の右手側に置いてあるiPhoneに声をかける。
「hey,siri」
が、siriが超絶スルーだったので手動でロックを外して近場のポイントを検索した。
探し始めてすぐに、ひとつ気になる場所を発見した。
それは家から車で90分くらいのところにある神社。
神社の裏の森の中にパワースポットの大岩(磐座)があるらしい。冒険にでかけるみたいで久しぶりにワクワクした。小学生に戻った感じがした。
ここだ!ここにいくしかない!あまりにも気分が高揚したので、顔を洗う前に買い置きしてあったホイップ入りのメロンパンをかじった。
神社の駐車場に車を駐めて、森の中にある大岩を目指して歩を進めた。
随神門をくぐって本殿の左を行くと、裏山に入るための階段があった。森に入るなんていつぶりだろうか。思い返してみても3年以上はノータッチだと思う。
入り口に階段があるだけで、それ以外は自然のままだった。
道にはところどころ木の根がうねり出ている。だいぶ幅の狭い道もあった。人の都合などおかまいなしの、人に飼いならされていない道だった。
転ばないように、滑らないように、踏み外さないように。歩くだけで鈍化していた感覚が目覚めていった。
5分ほど歩いたところに紙垂のついた荘厳な岩があった。十中八九これだと思ったが、多分これじゃないということにした。
たった5分歩いたくらいでワクワクにピリオドを打ちたくなかったのだ。神社に到着するまでに90分もかかったのに。
今朝のsiriの超絶スルーを習って先に行こうと歩き出した時だった。
「そっちはすぐに行き止まりだよ」
驚いて反射的に振り返ったが誰もいなかった。少しかすれた声でイントネーションが独特だ。
「聞こえるのかい?」
右手側から声がする。そこには空中に玉虫色の巣を張った小さな蜘蛛がいた。
まさかとは思ったけれど、他に生き物はいない。その蜘蛛が言う。
「やっぱり聞こえるんだね。初めて成功したよ」
蜘蛛型の小型スピーカーでドッキリかと思ったけれど、やっぱり蜘蛛が肉声を発していた。稀有な事態に遭遇してしまった。まさか蜘蛛に話しかけられるなんて。
怖くてすぐに逃げようと考えたが、話しかけられているのに無視するなんてどこかのsiriと同じレベルだ。適当に話をして早めに切り上げるのが最善だと判断し、まずはベタに名前をきいてみた。
「私はソラタといいます」
性なのか名なのかわからなかったけれど、そのまま話を続けた。
ソラタは妖怪・大蜘蛛の末裔なのだそうだ。
大蜘蛛の一族は妖術を使う。磐座のそばにいることで力が増幅され、高難易度の『会話』を可能にしているらしい。
オーラがみえるそうで、私は危害を加えるような波長ではなかったので話しかけてみたそうだ。確かに蜘蛛はなるべく殺生しないように気をつけてはいた。
「話したいことがあるんです」
ソラタは切羽詰まった声で言った。
「ごめん、トイレに行きたいから済ませてからまた戻るね」
そう嘘をついてそのまま帰った。戻れるはずもない。このまま戻ったら呪い殺されるかもしれない。
今になってその話したいことの内容が気になるのだ。なんだったのだろうか。答えは森に置いてけぼりになっている。
しかし、もうあの森に行くことはないだろう。行ったら本当に人生が終わってしまうような気がしているからだ。食われてしまうかもしれないし、呪い殺されてしまうかもしれない。
気をそらそうとsiriに話しかけてみると反応した。
蜘蛛が怖い。と話しかけた。
答えはこうだ。
「すみません、よくわかりません」
わかる。今日の出来事は本当によくわからなかった。
siriの率直な感想に笑いがこみあげた。