まだ家でパンツはいて消耗してるの?ノーパンのススメ
彼女がノーパンネイティブだった。
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付き合ってすぐの夏の日だったと記憶している。
2年前のその夜、私の部屋に彼女(以下相方と呼ぶ)が泊まりにきた。
飲酒後に風呂入るのは面倒だからと、先に済ませて部屋着に着替えた。飲酒準備万端。ビール缶とチューハイ缶をカツンと当てて、私たちは飲み始めた。
『今まで付き合った人ってどんな人?』という、いかにも付き合いたてのカップルがしそうなネタで話した。ここで思い出にふけりすぎるのはナンセンス。というか、自殺行為。過去のパートナーをほめすぎず、極力ドライに話さないと高確率で事故に遭う。
酔いながらも危ない橋を渡りきった私たちは、いよいよ眠くなり横になった。
そして、さっそく私はまさぐることにした。健全な男子だ、至極当たり前の行動である。むしろこの流れこそが正解であり、王道であり、ジャスティスなのだ。
ここで手を出さない男を世間では、草食系ヘタレとか、チキン野郎とか、意気地なしとかいうのである。フルボッコだ。
そっと胸の方に手を伸ばすといきなり柔らかかった。ブラジャー未装備、つまりノーブラ。その瞬間、頭の中に雷光の速さで言霊が流れ込みエンドレスに呪文が詠唱され始めた。
『チチヲモメ!チチヲモメ!』
「しまった!オッパイに呪文エンチャントされていたか!」そう気付いた時には遅かった。その呪文はとても強力だった。一切の思考は遮断され、私はオッパイを揉むこと以外できなかった。
数分経過した頃だろうか。呪文の効力が落ちてきたのか、徐々にオッパイから手が離れ始めた。揉み疲れた私の手は力なく相方の体を滑って行く。肌とパジャマの隙間を通り過ぎたその刹那、手に走ったモサッとした感触で呪文は完全に溶け、開口一番にこう言い放った。
「お前ノーパンかよ!」
そう、彼女はノーパンネイティブだったのです。
そして私は、ノーパンになる
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どうやら相方は、家では下着をつけずに寝るらしい。装備するのは基本的に外出時。
つまり、パンツは余所行き用の正装ポジションになる。
これがノーパンネイティブのスタンダード。
カルチャーショックだった。
私は今まで、下着は常時装備が当たり前だと思っていた。ブリーフから始まってトランクスになり、今はボクサーパンツだ。
『下着を装備せずに生きる。』
この発想は今まで常識だと思っていた概念を根底から覆した。そうか、パンツをはかないで寝てもいいんだ!パンツをはかないで生きる人生だってある!
ただパンツを脱ぐだけで、そこには果てしない自由と未知の体験が眠っている!
私は。。私は!!パンツを脱いで生きてもいいんだ!!!
それに気付いた時、部屋が割れんばかりの拍手に包まれた。
驚いて周囲を見渡すと今までにお世話になった人や友人や猫が、私を囲んでいた。
「おめでとう」
彼らは口々にそう言って、心から祝福してくれた。
私は泣いた。こんなに大勢の人に全面的に肯定されたことが嬉しかったからだ。
私はそのままゆっくりとパンツを下ろし、力を込めて遠くに投げ捨てた。
これから何があっても、家ではパンツをはかない。
「みんなありがとう」
彼らへの感謝は一言で済ませて、私はさっそく交わった。
さぁ、ノーパンになろう!
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ノーパンになりたての時はスースーしてすごく落ち着かないけれど、慣れると戻れなくなる中毒性がある。
まず、パンツの締め付けが苦痛でならなくなる。家でリラックスしているのに、常にパンツは締め付けてくる。意外と締め付ける力は強い。
ノーパンになってみて良かったことは
- 開放感があってリラックスできる
- 寝つきがよくなった
- すぐ用をたせる
- ちん○の調子が良くなった気がする(朝勃ち立UP)
- 洗うパンツの数がちょっと減る
あたりでしょうか。
特に寝る時にノーパンの良さを実感できる気がする。
すっごく楽だから!それに、寝る時に薄着の方が熟睡できるらしい。
しかも、ちん○の調子もよくなる!部屋着を下ろせばすぐできる!!
ノーパンはいいとこ三昧だから、ぜひとも今日からノーパン試してみてほしい。
さよなら!